ホーム3.RC構造物における時間依存性構造学

3.RC構造物における時間依存性構造学

研究概要

RC構造物については、主に自己歪による構造学的な長期経年劣化予測を主な課題としており、現在では以下の諸課題に取り組んでいます。

●長期的な劣化性状の評価
(逐次積分法による解析:STEP BY STEP 法)
1.水平材の長期曲げ変形解析
  床スラブの長期たわみとひび割れ幅,PRC構造のひび割れ幅

2.壁部材の乾燥収縮ひび割れ解析
  梁・柱で4辺を拘束された壁の収縮ひび割れ,1方向拘束ひび割れ実験の再現

3.柱部材の長期軸力が作用するときのクリープ解析

●長期的な劣化性状が短期的な耐震性状に及ぼす評価
(長期・短期の連成解析)

4.軸組材の曲げ性能の長期劣化解析と短期解析
5.立体骨組架構のフルモデルによる長期劣化解析と短期解析

●施工プロセスが構造物全体の応力性状に及ぼす影響
6.施工プロセスが立体骨組架構の長期性状および短期耐震性状に及ぼす影響

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