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5.その他の研究

RC構造物の寿命予測 ▶ コンクリートの中性化と鉄筋の発錆 ◀

現代のセメント(普通ポルトランドセメント)が使用されてから一般的に普及された鉄筋コンクリート構造物の歴史はそれほど古くはない。概ね100年程度と考えられるが、その寿命については、諸説あるものの、本章では、一般的な使用状態の中で健全に建てられた建物について、鉄筋コクリート構造物としての機能が果たせなかったと推測される時期を寿命としてとり扱うこととする。この場合においては、コンクリートの物理的な性質は変化しないものと考えられるため、鉄筋の錆の発生すなわち断面欠損が生じる時期を寿命として取り扱うこととする。
大阪市立大学全学総合教育科目「人間と居住環境」の講義資料
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鉄筋コンクリートの中性化
鉄筋コンクリートの寿命

セメント系木造外壁 ▶ラスモルタルに関する研究◀

ラスモルタルは、木造外壁の防火材として半世紀以上適用されています。ラスモルタルは、左官工事による手作りであるため、そのテクスチャー(質感)が好まれます。伝統的な左官を生かした外壁構造であるラスモルタルの品質と技術の向上を目的としています。
本研究は、富士川建材工業㈱との共同研究で実施されています。
ラスモルタル外壁
工事1
工事2
************** 学会発表報告 ***************
【2023年度コンクリート工学年次大会発表】
・留学生の2名が建築学会で発表いたしました。(2023年7月)
2014 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析
     ○ケイ ショウコ・劉 思芸・楊 子昂・渡部嗣道
       
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        発表の動画 (155) ケイシュウコ 2023年度コンクリート工学年次大会発表 - YouTube
2015 乾燥収縮が柱の曲げ性状に与える影響に関する解析的研究
     ○劉 思芸・ケイ ショウコ・楊 子昂・渡部 嗣道
       
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        発表の動画 (155) 劉思芸 2023年度コンクリート工学年次大会発表 - YouTube

【2022年度日本建築学会全国大会発表】

・留学生の5名が建築学会で発表いたしました。(2022年9月)
1076 薄肉軽量モルタルにおけるビニロン短繊維補強効果に関する基礎的研究 その1.曲げ試験結果
 ○曹慧穎(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・原田進・上村昌樹
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1077 左官用薄肉軽量セメントモルタルにおけるビニロン短繊維補強効果に関する基礎的研究 その2.引張軟化特性の推定とまとめ ○楊子昂(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・原田進・上村昌樹
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[構造分野:構造Ⅳ]
23117 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その1.解析方法  ○邢啸虎(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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23118 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その2.解析モデルの種類と解析結果  ○劉思藝(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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23119 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その3.考察とまとめ  ○張殿宇(バウエンジニアリング)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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【2021年度日本建築学会全国大会_発表録画】

・留学生の張欽遠君、邢啸虎君、曹慧穎さん、秦孝慈君の4名が建築学会で発表いたしました。(2021年9月9日)
その1:張君
その2:けい君
その3:曹さん
その4:秦君
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