現代のセメント(普通ポルトランドセメント)が使用されてから一般的に普及された鉄筋コンクリート構造物の歴史はそれほど古くはない。概ね100年程度と考えられるが、その寿命については、諸説あるものの、本章では、一般的な使用状態の中で健全に建てられた建物について、鉄筋コクリート構造物としての機能が果たせなかったと推測される時期を寿命としてとり扱うこととする。この場合においては、コンクリートの物理的な性質は変化しないものと考えられるため、鉄筋の錆の発生すなわち断面欠損が生じる時期を寿命として取り扱うこととする。
大阪市立大学全学総合教育科目「人間と居住環境」の講義資料
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5.その他の研究
セメント系木造外壁 ▶ラスモルタルに関する研究◀
ラスモルタルは、木造外壁の防火材として半世紀以上適用されています。ラスモルタルは、左官工事による手作りであるため、そのテクスチャー(質感)が好まれます。伝統的な左官を生かした外壁構造であるラスモルタルの品質と技術の向上を目的としています。
本研究は、富士川建材工業㈱との共同研究で実施されています。
本研究は、富士川建材工業㈱との共同研究で実施されています。