大阪公立大学大学院 生活科学研究科 居住環境学講座
【居住空間構造学分野】 <研究課題:時間依存性構造学> 

渡部嗣道(わたなべ つぐみち) 研究室

渡部嗣道(わたなべ つぐみち) 研究室 
【研究課題】時間依存性構造学 

長期に渡って持続可能とするストック型社会を目指しつつある今日では、これからの建築構造物は半世紀以上も使用されることが予想され、その維持保全のための構造性能における長期的な経年劣化の予測方法の構築が望まれています。特に、鉄筋コンクリート構造物などは、乾燥収縮ひずみやクリープひずみなどの長期間に渡る継続的なひずみが生じ、それが構造物の力学的な経年劣化につながる恐れがあります。そこで、渡部研究室では、鉄筋コンクリート構造物の時間依存性を考慮した長期劣化シミュレーションの解析ソフトを開発し、長期経年劣化予測技術の確立を目指しています。
※研究室の活動状況はブログでも発信しています。

新着情報

2022.12.02
李ペイズン君と劉さんが、株式会社nst社主催の汎用有限要素法ツール「femap」のセミナー(中級)を受けました。
2022.11.26
11月のFEM研究会を開催しました。皆さん、自分の研究課題の進捗状況を発表したうえで、佐藤先生のご指導をいただきました。
2022.11.19
李ペイズン君と劉さんが、株式会社nst社主催の汎用有限要素法ツール「femap」のセミナー(初級)を受けました。
2022.11.14
秋が深まってます。
2022.11.12
火曜日と金曜日はRC構造のゼミが開催されます。
2022.11.04
大阪公立大学の大学祭が始まりました。
2022.10.28
本学客員教授・辻英一先生(安井建築設計事務所・顧問)をお招きし、「辻先生を囲む会」を開催しました。
2022.10.27
木曜日は、研究報告会、FEM検討会を行うことにしました。
2022.10.26
大学院前期博士課程の秦君と張君が、修士論文の中間発表をしました。
2022.10.24
ユニオンシステム株式会社様の構造計算ソフトウエア「SS7」の講習を受けました。
2022.10.15
10月15日(土)FEM研究会が開催されました。今回は各自の活動報告を行いました。
2022.09.26
いよいよ後期の授業が始まりました。担当は、建築材料学と構造力学2です。
2022.09.26
山口大学時代の教え子の会社が、NHK「おはBIZ」に放映されました。かれも出ていました。
2022.09.18
2023年度大学院入学試験合格者です。
2022.09.17
9月17日(土)FEM研究会を開催しました。客員准教授の佐藤先生(阪神先進技術研究所)にご教授をいただきました。
2022.09.13
研究生の楊君、劉さん、李政宇君、李洋君、李ペイズン君、大学院合格おめでとう。4月から大阪公立大学の大学院生ですね。
2022.09.10
今日は、恒例の佐藤先生((一般)阪神高速先進技術研究所、客員准教授)主催のFEM研究会が開催されました。
2022.09.08
日本建築学会全国大会の発表が終わりました。曹さん、楊君、けい君、劉さん、秦君、お疲れさまでした。
2022.09.03
けい君、劉さん、張君の3人が、9月8日(金曜日)に、日本建築学会大会の構造Ⅳ(鉄筋コンクリート構造)での発表を行います。
2022.09.03
9月7日に、曹さんと楊君が、日本建築学会大会に発表します。分野は、材料施工で、薄肉軽量モルタルの曲げ試験結果と引張軟化特性のためのFEM解析です。
2022.08.30
留学生の大学院生2年生の就職先が決定されました。おめでとうございます!決まってよかったね。
2022.08.24
8月23日、24日と大学院の2023年度の大学院入学試験が実施されました。渡部研究室の留学生(研究生)の5名が受験しました。
2022.07.15
今年度は、劉さん、楊君、李洋君、李ペイズン君、李政宇君の5名が、前期博士課程の入学試験を申し込みました。
2022.05.07
研究生の李洋君と李政宇君がようやく来日しました。これで、全員、日本に集まることができました。長いコロナ待機だったですね。  
2022.05.01
5月よりメールアドレスが変わりました。大阪公立大学の「twatanabe@omu.ac.jp」となりました。
2022.04.09
研究生の楊君が、ようやく来日しました。
2022.04.03
渡部研究室の邢啸虎君と曹 慧穎さんが、新大学院生として入学しました。
2022.04.03
4月1日から、大阪公立大学に変わりました。
2022.03.04
李培瑞君の4月からの新規研究生の入学が認められました。
2022.03.04
コロナ禍のため来日できなかった研究生の、楊子昂君、李政宇君、李洋君の研究生延長が認められました。
2022.03.04
邢啸虎君と曹慧穎さんの研究生活動が終了し、4月から大学院生になります。
2021.12.11
今日は、客員准教授の佐藤先生(一般財団法人 阪神高速先端技術研究所)によるFEMAPの講習会がありました。みんなまじめに勉強させていただきました。
2021.11.18
学生主体のゼミが行われるようになりました。
2021.11.13
両端固定梁のモデルを作成しました。長期解析用と短期解析用です。
2021.11.09
大学もすっかり秋です。
2021.11.08
2021年2月に新大学の大学院生応募入試案内が公開されました。インターネット応募となります。
2021.10.24
ブログをまた書き込みはじめました。ブログ名は、「大阪市立大学:渡部嗣道研究室(時間依存性構造学)のブログ」です。日常の日記のように書き込みますので、研究室の状況が分かります。
2021.10.05
新垣君の概要も示します。
2021.10.05
卒業論文の中間発表が行われました。4回生の古谷勇樹君と新垣友規君が発表しました。古谷君はタイトル「両端固定梁の長期並びに短期性状に関する解析的研究」、新垣君はタイトル「非線形破壊力学を適用した軽量モルタルの引張軟化特性に関する研究」を発表しました。
2021.10.01
本日より、2021年度の後期が始まります。渡部研究室では、張洋君、張政宇君、劉思芸さんの3名が新たに研究生として加わりました。これで、2021年度の研究生は6名になりました。
2021.09.17
李培瑞(リ ペイズン)君から、2022年度4月からの研究生の希望を受け取りました。渡部研究室の研究生は来年4月には、李洋君、李成宇君、劉思芸さんの4名となります。
2021.09.14
曹慧颖(ソウ ケイイン)さんと邢啸虎(ケイ ショウコ)君の大学院前期博士課程合格が発表されました。
2021.09.09
張欽遠君、邢啸虎君、曹慧颖さん、秦孝慈君の4名が、日本建築学会全国大会で、構造Ⅳ・柱(3)のセッションで発表しました。お疲れさまでした。
2021.08.25
曹慧穎さんと、邢啸虎くんが、前期博士課程の入学試験を受けました。
2021.07.15
張欽袁君、邢啸虎君、曹慧颖さん、秦孝慈君の4名が、2021年度日本建築学会で9月9日(木)に発表します。分野は「構造Ⅳ」のRC柱(3)です。
2021.07.14
劉思藝(リュウ シゲイ)さんが、10月からの研究生として認められました。
2021.06.30
ユニオンシステム社製の一貫構造計算ソフト「SS7」をゼミ生一人につき一つライセンス(計8個)を取得しました。ゼミ学習に使用します。
2021.06.27
前期博士課程の大学院入試が、8月24日(火)と25日(水)に実施されます。
2021.06.22
1週間にゼミを3回から4回行っています。
2021.06.22
2021年度10月の研究生は、3名となりそうです。
2021.06.22
李成宇君と李洋君が研究生として認められました。
2021.04.02
邢啸虎君、曹慧颖さん、楊子昂君が研究生になりました。
2021.04.02
新年度が始まりました。張欣遠君と秦孝慈君が大学院生になりました。
2021.03.14
留学生に対して、毎週水曜日と土曜日にwebゼミを開催しています。現在、7名が参加しています。
2021.03.14
2022年度から発足する「大阪公立大学」の英語名が決定いたしました。「Osaka Metropolitan University(略称:OMU)」となりました。
2021.03.10
邢啸虎(ケイ ショウコ)君と曹慧颖(ソウ ケイイン)さんが2021年度の研究生として認められました。2021年度の研究生は、楊 子昂(ヨウ シコウ)君と合わせて、3名となります。
2021.03.03
秦 孝慈(シン コウジ)君が、大学院前期博士課程の合格通知を受け取りました。2021年度から修士課程の仲間入りです。
2021.02.26
楊 子昂(ヨウ シコウ)さんが研究生として申し込みました。2021年度から研究室に所属します。
2021.02.26
曹 慧颖(ソウ ケイイン)さんが研究生として申し込みました。2021年度から研究室に所属します。
2021.01.07
新たに研究生が所属しました。秦孝慈君と邢啸虎君です。中国からの留学生です。
2021.01.07
皆様あけましておめでとうございます。今年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願いいたします。
2020.11.02
張欣遠君が研究生として配属されました。大学院も合格しました。
2020.06.27
市大と府大の新大学は、「大阪公立大学」と決まりました。
2020.06.19
合同ゼミ(岡本研、ファーナム研、渡部研の4回生)が開催されました。
2020.06.11
大阪市立大学の大学院学生募集が始まりました。
2020.05.29
JCI年次論文報告集4回生の論文が「採用」決定されました。
2020.05.06
留学生の受け入れのためのフォローゼミを行っています。
2020.05.04
ホームページを更新しました。

渡部研究室の概要

渡部研究室では、時間依存性構造学と破壊力学を主なテーマとしています。
研究領域は、鉄筋コンクリート構造物や木質構造の構造性能に関わる内容から、コンクリートの耐久性のほか、タイルあるいはセメントモルタルなどの仕上材などの材料性能に関する幅広い分野に至っています。

Ⅰ.時間依存性構造学

 本研究室では、建築・土木構造物の長寿命化を目指して、その長期経年劣化予測と維持保全方法の研究を進めています。特に、
「時間依存性構造学(Time-Dependent Structural Engineering)」という鉄筋コンクリート構造学における新しい分野にも取り組んでいます。

 具体的な課題は以下の通りです。
①鉄筋コンクリート構造物の構造性能の経年劣化解析
・床スラブおよび梁の長期曲げ変形解析
・柱梁に囲まれた壁材の乾燥収縮ひび割れ解析
・乾燥収縮ひずみやクリープひずみを考慮した耐震解析
・立体軸組架構のフルモデルにおける耐震解析
②鉄筋コンクリート構造物の施工プロセスと構造解析
・積層工法と一括工法の違いが構造物応力に及ぼす影響
③鉄筋コンクリート構造物の仕上劣化
・タイル仕上げの経年剥離解析

Ⅱ.破壊力学
①界面破壊力学
②引張軟化特性評価

Ⅲ.その他
①木質構造におけるセメント系外壁(ラスモルタル)
・セメント系外壁を有する在来軸組木質構造の耐震解析
・セメント系外壁の乾燥収縮ひび割れ解析
・セメント系外壁の長期暴露試験体の劣化分析
②RC構造物のスリット耐震壁の解析

③鉄筋コンクリート構造物の寿命予測

・RC造の中性化進行に関する実態調査

【所属学会】
日本建築学会 日本コンクリート工学会

乾燥収縮を受けた梁の曲げ解析
長期軸力を受けた柱の曲げ解析
乾燥収縮を受けた集合住宅のフルモデル解析

3次元構造解析用FEMソフト「Soft OCU」の開発

本研究室は、ソフトハウス(ソフトエボリューション㈱)と共同で、主に鉄筋コンクリート構造部における「時間依存性構造学(Time-Dependent Structural Engineering )」を強く志向した3次元構造解析FEMソフト「Soft OCU」※を開発しています。同ソフトは、耐震解析が可能であるとともに、乾燥収縮などの時間依存性を有する劣化ひずみが生じた場合の非線形解析も可能なソフトです。目的に応じて現在2つのタイプのソフトを開発しています。

●「Soft OCU」
 アイソパラメトリック要素による3次元構造解析ソフトです。主に鉄筋コンクリート構造の非線形解析に適用します。外力のほか、乾燥収縮ひずみや温度ひずみなど自己ひずみを起因とするクリープ解析やひび割れ解析などの長期解析が可能です。さらに、その状態のまま短期耐震解析機能を連成した解析がが可能です。

 このほか、軸組みを考慮した木質構造の解析も可能です。本研究室ではセメント系外装壁を模擬したプレート要素と木造軸組のビーム要素からなる解析も実施しています。

FEM SOFTWARE ORIENTED TO CREEP AND ELASTO-PLASTIC ANALYSIS FOR ULTIMATE PROPERTIES OF CONCRETE STRUCTURES 
無開口ラスモルタル壁を有する木造軸組解析(応力図)
有開口ラスモルタル壁を有する木造軸組解析(ひび割れ図)
RC構造物・両端固定梁
スリット壁付き柱梁モデル

FEM研究会

(一般財団法人)阪神高速先進技術研究所の佐藤知明先生(客員准教授)をお迎えして、1回/月程度、FEMのスキルアップを目的として、研究会を開催しています。

〇本ホームページでも活動報告を行っています。
ホームページURLはこちら→FEM研究会
研究会メンバー
佐藤先生

辻先生を囲む会

本学客員教授の辻英一先生をお迎えしてご講演をお願いする「辻先生を囲む会」を開催しています。
辻先生は、半世紀以上、安井建築設計事務所にて構造設計の第一線としてご活躍され、日本を代表する構造設計技術者としてその知名度は高く、学協会においても高く評価されております。

第2回:10月28日 課題「安井建築設計事務所での構造実務実績」
第1回:5月22日 課題「耐震改修」
辻先生(2022年5月)
辻先生とゼミ生
講義中

ゼミ生の募集

時間依存性構造学を志向する本研究室のゼミ生を募集しています。
私のホームページを見て興味のある方や建物の構造的しくみを詳しく知りたい学生を募集しています。ゼネコンの施工管理・監督を目指す学生も大歓迎です。気楽に問い合わせてください。
☆留学生も大歓迎です。

【大学院前期博士課程入試科目名】
 専門科目名:居住空間構造学


【大学院後期博士課程入試専門分野名】
 専門科目名:居住空間構造学


【生活科学研究科 居住環境学講座 大学院入試情報】
 一般選抜:こちら
 外国人留学生:こちら
 外国人留学生の研究生に対しては、基礎教育ゼミを週2回程度実施しています。
研究室の入口
ゼミ風景
ゼミ風景
大学院合格おめでとう

連絡先

〒 558-8585
大阪市住吉区杉本3-3-138
大阪公立大学大学院 生活科学研究科 居住環境学講座
【居住空間構造学分野】
教授 渡部 嗣道/ワタナベ ツグミチ 博士(工学)
電話(直)06-6605-2874
メールアドレス(大学) twatanabe@omu.ac.jp
   同   (個人) watanabetsugumichi@gmail.com

新大学情報

【新大学情報】
大阪市立大学と大阪府立大学とが統合し、2022年度から新大学が設立されました。
大学名は、「大阪公立大学(Osaka Metropolitan University(略称:OMU))」となりました。

大阪公立大学

旧大阪市立大学 旧大阪府立大学
*************その他報告事項*************
【2022年度日本建築学会全国大会発表】
・留学生の5名が建築学会で発表いたしました。(2022年9月)
1076 薄肉軽量モルタルにおけるビニロン短繊維補強効果に関する基礎的研究 その1.曲げ試験結果
     ○曹慧穎(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・原田進・上村昌樹
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1077 左官用薄肉軽量セメントモルタルにおけるビニロン短繊維補強効果に関する基礎的研究 その2.引張軟化特性の推定とまとめ ○楊子昂(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・原田進・上村昌樹
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[構造分野:構造Ⅳ]
23117 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その1.解析方法  ○邢啸虎(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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23118 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その2.解析モデルの種類と解析結果  ○劉思藝(大阪公立大)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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23119 乾燥収縮を受ける両端固定梁を想定した長期ならびに短期性状に関するFEM解析 その3.考察とまとめ  ○張殿宇(バウエンジニアリング)・渡部嗣道・冨田耕司・佐藤知明
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【2021年度日本建築学会全国大会_発表録画】

・留学生の張欽遠君、邢啸虎君、曹慧穎さん、秦孝慈君の4名が建築学会で発表いたしました。(2021年9月9日)
その1:張君
その2:けい君
その3:曹さん
その4:秦君
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